ヴェネツィア
「水の都」ヴェネツィアは潟に点在する島の上に建てられた街である。
ヴェネツィアへと伸びた
ただひとつの陸路、
電車と自動車が並行して
はしっている。
 
ドゥカーレ宮とためいき橋
 ベネツィア随一のゴシック建築といわれるドゥカーレ宮は総督の住居、
政庁、裁判所が置かれた権力の中枢であった。

ドゥカーレ宮の外観

中にある黄金の階段

ためいき橋
左の裁判所で判決を受け、右の牢獄へ
護送される罪人が、橋の窓から街を見てため息を
漏らすとバイロンの詩にうたわれた

ためいき橋の窓から外を見ると
サンジョルジョ島の教会がまぼろしのように
目にとびこんでくる。

 
ヴェネツィアングラス
 ヴェネツィアングラスはムラーノ島で主につくられている。
 独特の赤色が特徴

販売所

手吹きのグラス作成の実演
大枚200ユーロ(3万円弱)を
はたいて買ってきた2本の
グラスセットだが、一度ワインを
注いで飲んだ後、テーブルに
ちょっとあたったら足が取れて
しまった。接着剤でつないだの
だがピサの斜塔のごとく
傾いている。(左側のグラス)
 
サンマルコ寺院とサンマルコ広場

サンマルコ寺院
9世紀の建立から始まってビザンチン、
ロマネスク、ゴシック、ルネッサンスの
各様式が加えられた。

広場のカフェ「フローリ
アン」で映画「旅情」を
気取ってコーヒーを飲んだ。

寺院の装飾も東洋風である。

広場から見たサンマルコ寺院と鐘楼、
鐘楼は見張りと船の灯台の役目も
はたしたという
夜の広場
リアルト橋
 リアルト橋は本島を分断している大運河にただ一つだけかかって
 いた橋である。

ゴンドラから眺めたリアルト橋

リアルト橋の夕景
リアルト橋から眺めた
大運河の夜景
ヴェネツィア旅情
 運河に影を落とす中世からの建物、そこにかかったアーチ型の橋と
ゆったりと行くゴンドラ、ヴェネツィアはイタリアの中で一番旅情をそそる
街である。

ゴンドラに乗ってゆったりと運河を行く。
セレナーデを聴くには、船頭さんが歌って
くれるわけではなく、別途歌い手さんと
伴奏者を乗せなければならない。

ベネツィア名物はカーニバル用の仮面
あちこちで売っているが大きいものは
結構高い。
夕食は屋外のテラスで
ギター演奏を楽しみながら。
運河の向こうには
サルーテ教会がかすんで
見える。
 
五つ星ホテル
 サンクレメンテ島という島にある、元修道院を改造した五つ星ホテルに
2連泊、ひとつの島がすべてホテルとなっていて、広さと豪華さに大満足。

ホテルの絵葉書

サンクレメンテ島の全景
本島には20分毎に出る
ボートで10分で着く。

室内も広く豪華

ホテルから見た夕焼け