Memories of Alaska(2)
アラスカ旅情(2)バローとフェアバンクス
9月2日はジュノーからアンカレッジ経由で、アメリカ最北の地
バローに飛びました。ここではイヌイット(エスキモー)を中心に
鯨を捕って生活しており、冬は氷に閉ざされます。
9月3日はアラスカの中心に位置するフェアバンクスへ飛び、
2晩オーロラ見物にチャレンジしました。
バローのすぐ北は北極海だ。白夜の名残の夕日が水平線の上を転がっていく
北極海の夕暮れ、バローではアルコールを売ることが禁止されており、
ストレス発散のためか、海岸や道路をサンドバギーでぶっ飛ばす男が多い
バローの街の一角、「北極まで1250マイル」の道標が立っている。
ツンドラ地帯なので地面の下は凍っており、右下のように水たまりができている。
ツンドラ地帯は木が一本もなく、流木と鯨の髭で椰子の木をまねた
バローの象徴、鯨の骨のモニュメント。目の前の北極海は冬は氷に閉ざされ、
北極熊(白熊)も姿を見せる。
鯨の髭(1〜2メートルある)に現地人が彫刻を施してお土産に売っている
いよいよオーロラ見物、1晩目はあまりよくなく、2晩目に賭ける。
夕焼けの上にオーロラが現れた
段々活発に見えてくる。カメラでは緑色だが、実は肉眼ではほとんど白く見える。
オーロラの光は星よりも薄い(点々と写っている星に注意)。
三脚を持って行かなかったために、ISO感度6400相当、絞り全開、
シャッタースピード5秒の手持ちで撮影(手ぶれ補正のお陰で何とかできた)。
薄くはあるが、カーテン状のオーロラがゆっくりと動く
夕焼けの名残の上に広がるオーロラ
フェアバンクスでは、昼間はチェナ川をゆったりと外輪船でクルーズした
アラスカでは都市間はほとんど飛行機なので個人の飛行機所有が多い。
冬の主な乗り物は犬ぞりなので、雪がないときはサンドバギーを曳かせて訓練する
カリブーもアラスカの動物、これは飼われているもの
北極海のバロー沖で採掘した原油をアラスカを縦断して南海岸まで運ぶパイプライン