Fireworks in Hand
羽田八幡宮の手筒花火
10月6日、愛知県豊橋市の羽田八幡宮で行なわれた手筒花火を見て
きました。徳川家康が三河地方にのみ火薬の製法・研究を認めたとかで
この地方に手筒花火の奉納の伝統が残っています。竹の筒に火薬を詰め
火をつけて、最後に大きくドンと音がして底から火を吹くハレと呼ばれる
段階まで我慢するこの行事は、度胸試しとして青年の成人披露の場でも
あるようです。
町内を練り歩いた大筒花火の神輿は夜の点火の前に八幡宮に担ぎ込まれる。
狭い八幡宮の境内は手筒花火で真っ赤
大筒花火の前には羊羹と呼ばれる小さな手筒花火が披露される。
大筒花火の点火儀式。細長い手筒花火で「水」の字を描く
手筒花火は3人が並んで行なう。真ん中が「ハレ」(最後の爆発)の瞬間
足を踏ん張って男度胸を見せる